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国喬、上半期利益9億元


ニュース 石油・化学 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017503

国喬、上半期利益9億元

 
 スチレンモノマー(SM)、ABS(アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン)を主力とする石油製品メーカー、国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)が25日発表した上半期の業績は、連結売上高116億5,300万台湾元(約334億円)、純利益15億8,500万元となった。粗利益率は約18%、1株当たり利益(EPS)は2.24元で、証券会社の予測を上回った。26日付経済日報が報じた。

 同社は第2四半期、石化業界大手で定期保守が相次いだこと、および中国の内需拡大政策でSM、ABSの需要が大幅に伸びたことを受けて業績が拡大。連結売上高は前期比18.2%増の63億1,200万元、純利益は9億300万元と前期比で約3割増加した。

 同社は第3四半期の見通しについて、受注状況が良好なため利益は第2四半期を上回るとしている。一方、第4四半期については変数が多く予測は困難という見方だ。

 経済部技術処ITIS(産業技術知識サービス)によると、台湾石化産業全体の生産額は前期比47%増の3,409億元となった。