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上半期の液晶モニター販売、前年比10%増の49万台


ニュース 家電 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017506

上半期の液晶モニター販売、前年比10%増の49万台

 
 26日付電子時報の統計によると、台湾市場における今年第1四半期の液晶モニター販売台数は28万台、第2四半期は21万台で、上半期通期では前年同期比約10%成長の49万台余りとなったことが分かった。第1四半期は消費券効果に支えられ、1、2月に大きな成長が見られたが、第2四半期はオフシーズンに入り売れ行きが下降した。ただ、下半期はハイシーズンとなることから、通年では100万台を超える見通しだ。

 サイズ別では、昨年上半期に50%のシェアを占めていた19インチ型は、液晶パネル価格の値上がりと供給不足により、今年上半期は42%までシェアを下げた。その一方で、昨年上半期はシェア20%にとどまっていた22型が38%まで大きくシェアを伸ばし、24型以上も2%から4%に拡大した。

 ただ、末端市場における上半期の販売単価は、昨年同期から2割近く下落した。下半期はパネル価格の上昇によるコスト増に見舞われブランドメーカーが相次いで値上げを行っているが、流通業者は低価格を維持しており、コスト圧力が深刻化している。