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豊田合成、エピスターの増資引き受けか


ニュース 電子 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017509

豊田合成、エピスターの増資引き受けか

 
 発光ダイオード(LED)大手、晶元光電(エピスター)は、豊田合成との提携関係を強化し、液晶バックライト光源の受託生産を従来のノートパソコン向けから液晶テレビ向けに拡大する方針だ。これに伴い、市場では豊田合成がエピスターの増資に応じる可能性も指摘されている。26日付経済日報が伝えた。

 エピスターは近く最大で1億3,000万株をグローバル預託証券(GDR)の形で発行する予定で、豊田合成による出資説が再び浮上している。これについて、エピスターの広報担当は「何も聞いていない」と否定したが、その一方で「海外から増資引き受けの表明が複数寄せられている」と説明した。

 豊田合成は主力の自動車部品以外に、LED応用製品を生産しており、エピスターにバックライト光源の生産を委託している。日本国内では、LEDをバックライト光源に使用する液晶テレビの生産が伸びており、エピスターへの発注も液晶テレビ向けにシフトしている。