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ASUSのQ2業績、本業で黒字転換【図】


ニュース 電子 作成日:2009年8月26日_記事番号:T00017512

ASUSのQ2業績、本業で黒字転換【図】

 
 華碩電脳(ASUS)の25日発表によると、同社ブランド事業の第2四半期営業利益は6,100万台湾元(約1億7,440万円)となり、第1四半期のマイナス31億700万元から大幅に改善、本業での黒字転換を果たした。またブランド事業の連結売上高は前期比5.98%増の489億7,800万元だった。沈振来執行長(CEO)は「上半期の企業体質改善を経て、第3四半期の業績は飛躍的に伸びる」と強気の姿勢を示した。26日付経済日報が伝えた。
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 ASUSの第2四半期業績は、全体では投資事業の利益減少と為替差損計上により、純損失1億3,100万元となった。しかし張偉明財務長(CFO)は「第2四半期の為替差損は、会計方式の変更によるところが大きく、今後は満足のいく業績を発表できる」と強調した。

 また同社のノートパソコン出荷台数は同期、事前予測(80万台)を大きく上回る120万台となった。第3四半期は162万~198万台と、最高で前期比65%増加するとの予測で、売上高は2割以上増、また第1四半期の2.9%から第2四半期に10.7%へと大幅に改善した粗利益率もさらなる上昇を見込んでいる。