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ダライ・ラマ訪台へ、水害被災地で法要


ニュース 社会 作成日:2009年8月27日_記事番号:T00017519

ダライ・ラマ訪台へ、水害被災地で法要

 
 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、民進党の地方首長らの招きにより、今月31日にも台湾を訪問し、南部の水害被災地で法要を行うことになった。馬英九政権は26日深夜までにビザ発給の方針を固めた。ダライ・ラマ訪台は李登輝、陳水扁両政権当時以来3回目となる。

 27日付聯合報などによると、ダライ・ラマ側は、31日から9月3日まで台湾を訪問する方針を関係者に伝えている。「人道目的」を掲げる民進党サイドの打診に対し、中台関係への影響を懸念する馬英九政権の対応が注目されたが、総統府の王郁琦報道官は27日「ダライ・ラマが台湾を訪問し、法要に参加することを歓迎する。総統府は人道上と宗教上の側面から検討したが、ダライ・ラマ訪台が両岸(中台)関係を傷つけることはないはずだ」と説明した。

 高雄市政府によると、ダライ・ラマ側がニューデリーでビザ申請を行う予定だが、外交部、行政院蒙蔵委員会によると、ビザ申請はまだ受理していないという。