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自動車保険、低価格商品が相次ぎ登場


ニュース 金融 作成日:2009年8月27日_記事番号:T00017523

自動車保険、低価格商品が相次ぎ登場

 
 損保業界では、チューリッヒ生命の台湾法人、蘇黎世産物保険や、台湾人寿保険傘下の台寿保産険、富邦金融控股金傘下の富邦保険などが相次いで低価格の自動車損害保険を発売し、不景気下の契約拡大に取り組んでいる。27日付工商時報が伝えた。

 蘇黎世産険によると、近年の不景気で任意の自動車保険に入らないドライバーが増え、事故が起きた際に補償を巡るトラブルも多くみられるという。同社はこのため、保険未加入車に衝突され車両が破損した場合を対象にした損害保険を間もなく販売する予定だ。保険料は最低約300台湾元(約855円)からで、補償額は3万~10万元程度。

 台寿保産険は、自動車の衝突や火災などによる損害補償対象を車両の持ち主と配偶者、および子供に絞った自動車保険を、補償内容が同じで補償対象がより広い「乙式自動車保険」よりも35%割安の約9,000元で発売する。

 また、富邦保険は休日のみ車両を利用するドライバー向けに、保険料が通常の半額程度となる「休日自動車保険」を販売する。

 このほか泰安産物保険も、友人などから車を借りて運転する人向けに、最短で2日間の短期保険を販売する。