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LED低温照明、華興電が世界シェア8割達成


ニュース 電子 作成日:2009年8月27日_記事番号:T00017538

LED低温照明、華興電が世界シェア8割達成

 
 発光ダイオード(LED)メーカーの華興電子工業(リードテック・エレクトロニクス)は、LED照明で主流の液晶テレビやノートパソコンのバックライトではなく、業務用冷蔵ショーケースや自動販売機向けの低温照明にターゲットを絞ったことが奏功し、同市場で世界シェア85~90%を達成したと表明した。現在シェア6割の台湾市場でも、来年9割を目指す。27日付経済日報が伝えた。

 劉守雄董事長によると、同社は世界最大手の三洋電機をはじめ冷蔵ショーケース世界上位3社、日本上位5社から受注を獲得しており、自販機でも日本上位7社のサプライチェーンに参入している。

 台湾ではファミリーマート(全家便利商店)に冷凍、冷蔵ショーケース用照明を供給するほか、9月からはスーパーマーケット大手にも供給を始める。これにより、単月で売上高の1割に当たる1,000万台湾元(2,850万円)の増収が見込めるという。

 一般照明分野では、三菱化工機(本社・川崎市、山中菊雄取締役社長)との提携で開発した室内照明の出荷が既に始まっている。