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作成日：2009年8月27日_記事番号：T00017541
中小型パネルの統宝光電、スマートフォン向け出荷を強化
中小型液晶パネルメーカーの統宝光電（トポリー・オプトエレクトロニクス、ＴＰＯ）は、スマートフォン需要の高まりを受け、同製品向けパネルの通年出荷目標を、パネル出荷全体の20％と設定した。上半期の出荷比率が10％前後だったことから、下半期は30％まで一気に拡大させる構えだ。27日付電子時報が報じた。
統宝光電は、ハイエンド・モバイル機器への搭載に適するとされる低温ポリシリコンＴＦＴ（ＬＰＴＳ）パネルを製造する台湾で数少ないメーカーだ。さらにＬＰＴＳパネルは、日本のメーカーが老巧化した生産ラインの整理を進め、世界全体の生産能力が縮小する中、携帯電話大手メーカーが近年、日本から台湾に調達先の切り替えを進めており、統宝光電の受注増につながっている。
