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ダライ・ラマ訪台、中台経済交流への影響に懸念も【表】


ニュース 政治 作成日:2009年8月28日_記事番号:T00017549

ダライ・ラマ訪台、中台経済交流への影響に懸念も【表】

 
 チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が、水害被災地での法要のため台湾を訪問することが決まったことに対し、2大経済紙、経済日報と工商時報は28日、ともに今後の中台経済交流への影響に懸念の声を伝えた。
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 経済日報は中台交流を推進する幹部の、「現段階で重要なことは、ダライ・ラマの来台を『人道的訪問』の範囲内に収め、今後の経済交流に影響が生じないようにすることだ」という談話を報じた。

 また工商時報も、「台湾側は歓迎ムードを高めるようなことがあれば、台湾調達など中国の台湾優遇政策にマイナスの影響が生じる」と指摘した。

 中台間では今年下半期、8月末の直航定期便就航を皮切りに、金融監督に関する覚書(MOU)締結や、10月の両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の事務協議、窓口機関によるトップ会談(第4回江陳会)が予定されている。