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中国調達団、年内に9組受け入れ


ニュース その他分野 作成日:2009年8月28日_記事番号:T00017550

中国調達団、年内に9組受け入れ

 
 中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)の黄文栄副秘書長は27日、同日開催された中国百貨店業者の調達商談会を含め、年内に中国企業による調達団9組を受け入れる予定であることを明らかにした。これまでなかった医療器材や農産品なども含まれ、数十億米ドル規模の商機が見込まれるという。28日付中国時報が伝えた。

 中台経済交流の活性化に伴い、ここ数カ月間で、中国から大型調達団「両岸経貿促進考察団」第1~3陣などが来台し、中国の家電製品普及プロジェクト「家電下郷」の需要増に向けた液晶パネル調達などが行われた。黄副秘書長は「今後の調達団は、パネル調達(のような一時的な需要)とは違う。販路を開拓しブランド力を磨けば、商機は無限に広がる」と強調した。

 黄副秘書長は、中国では生活の質向上とともにニーズも多様化していると指摘し、台湾が得意とするOEM(相手先ブランドによる生産)に限らない幅広い分野での市場開拓を呼び掛けている。王志剛TAITRA董事長によると、調達団の受け入れに際し、台湾企業からの参加応募が殺到しているという。