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8月の消費者信頼感指数、台風8号被害で下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年8月28日_記事番号:T00017554

8月の消費者信頼感指数、台風8号被害で下落【図】

 
 中央大学台湾経済発展研究センター(台経中心)が27日発表した、今後半年間の経済状況に対する消費者マインド(楽観度)を示す消費者信頼感指数(CCI)は8月、台風8号(アジア名・モーラコット)が南部を中心に大規模な被害をもたらした影響で、前月比3.18ポイント下落し53ポイントとなった。28日付経済日報などが報じた。
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 8月はCCIを構成する6項目すべての数値が下落した。下落幅が最も大きかったのは「物価水準」で、前月比13.55ポイント下落して調査開始以来最低の29.95ポイントに落ち込んだ。台風被災による農水畜産品などの物価上昇、および政府の災害復興支援活動への姿勢に対する懸念の高さがうかがえる。

 その他項目は下落幅の大きい順に▽株式投資のチャンス、78.8ポイント(前月比3.2ポイント減)▽耐久性消費材(不動産、自動車など)購入のチャンス、81.2ポイント(前月比1.3ポイント減)▽就業機会、32.4ポイント(同0.7ポイント減)▽家庭の経済状況、51.85ポイント(同0.3ポイント減)▽台湾の景気、43.8ポイント(同0.05ポイント減)──だった。