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新竹商銀インサイダー疑惑、富邦投資長を聴取


ニュース 金融 作成日:2007年7月27日_記事番号:T00001756

新竹商銀インサイダー疑惑、富邦投資長を聴取

 
 英スタンダード・チャータード銀行が昨年9月、新竹商業銀行を買収した過程で、事前に情報を入手した投資家が同行株式を大量取得し、多額の利益を得ていたとされるインサイダー取引疑惑で、検察当局は26日、金融持ち株会社の富邦金融控股の投資責任者、蒋国リョウ氏(リョウは木へんに梁)ら16人の事情聴取を行い、証拠隠滅の恐れがあるとして身柄を拘束した。

 蒋氏は翌27日、500万台湾元の保釈金を支払って釈放されたが、出境停止処分が下されている。同時に関係先10カ所の家宅捜索も行われた。

 これに先立ち、検察は今月11日、化粧品・健康食品販売会社のケルティ・グループの陳武剛董事長と新竹商銀の内部関係者らを聴取している。

 富邦金融控股は同日、「検察の捜査には協力したが、事件には関与していない」との声明を発表した。27日付中央社電などが伝えた。
T000017561

送検される富邦金控 蒋投資長(27日中央社)