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中鋼の第3高炉再稼働、Q4供給量10%増へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年8月28日_記事番号:T00017566

中鋼の第3高炉再稼働、Q4供給量10%増へ

 
 中国鋼鉄(CSC)が27日、年次保守のため4カ月にわたって休止していた第3高炉の運転を再開した。第4四半期、同社の鋼材供給量は前期比10%増の220万トンとなり、川下メーカーの原料不足緩和につながる見通しだ。28日付工商時報が報じた。
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鉄鋼相場の上昇を受け、同社は「上半期の赤字88億元は第3四半期で取り返せる」としている(28日=中央社)
 
 中鋼は当初、9月初旬の再稼働を予定していたが、最近の需要ひっ迫を受け、再開を前倒しした。同社は、稼働を再開しても第3高炉の供給量には限りがあるため、「第4四半期の冷延、熱延製品価格は1トン当たり1,500台湾元(約4,300円)、平均8%の値上げ余地がある」と予測している。