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Qisda、電子ブックリーダー事業に注力


ニュース 電子 作成日:2009年8月28日_記事番号:T00017569

Qisda、電子ブックリーダー事業に注力

 
 明基友達集団の電子機器受託生産メーカー、佳世達科技(Qisda)の熊暉総経理は27日、今後も増収増益を目指し、特に成長が期待される電子ブックリーダーに注力していくと表明した。28日付経済日報が伝えた。

 同社は分社化以降、本業では昨年第4四半期に5,900万台湾元(約1億7,000万円)の黒字転換を果たし、第1四半期は2億7,000万元、第2四半期も2億9,000万元の利益を計上と、四半期ベースでの増益を順調に達成している。第3四半期は本業以外でともに黒字が見込めることから、分社化の第1段階をクリアしたとし、第2段階の増収増益に取り組む。液晶ディスプレイやプロジェクターなど従来から手掛ける製品に加え、新たに「未来の主流製品」と「ニッチ製品」の3分野で展開を図る考えだ。

 電子ブックリーダーは「未来の主流製品」と位置付け、来年は大きく成長すると見込んでいる。このほか、電子看板や遠隔医療器材などの「ニッチ製品」は年間1ケタの安定成長を目指し、同社売上高の15%を超えない範囲で拡大するとしている。