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エイサー、上半期利益は前年比26%減


ニュース 電子 作成日:2009年8月28日_記事番号:T00017570

エイサー、上半期利益は前年比26%減

 
 宏碁(エイサー)が27日発表した上半期純利益は、前年同期比26%減の43億6,600万台湾元(約120億円)だった。エイサーは減益の理由について、昨年上半期は本業以外の利益が26億元計上されていたためと説明した。28日付工商時報が報じた。

 市場調査機関ガートナーの統計によると、エイサーの第2四半期出荷台数は、バソコン全体で前年同期比34.3%増、ノートPCは同48.1%増加して世界シェア20.1%を占めた。また、上半期累計の販売台数は1,406万台と、30%以上の成長を記録した。

 しかし、上半期に出荷が好調だったのは、▽低価格ノートPC(ネットブック)▽インテルのコンシューマー向け超低電圧(CULV)プラットフォームを搭載した超薄型ノートPC──といった低価格製品だったため、同期連結売上高は前年比6%減となった。

 ただ、エイサーは、ネットブックとCULV搭載機の利益率はさほど悪くないと強調している。上半期の営業利益率は2.35%と前年同期の2.16%から上昇しており、特にCULV搭載機種を投入した第2四半期は2.56%まで向上した。