ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ダライ・ラマ訪台、中国が2度目の警告


ニュース 政治 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017580

ダライ・ラマ訪台、中国が2度目の警告

 
 チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が台風水害被災地での法要に参加するため、30日に台湾に到着した。これを受けて中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は同日午後11時、新華社を通じ「民進党がダライ・ラマ台湾訪問を画策したことは、両岸(中台)関係に必ず不利な影響を及ぼすだろう」と警告を発した。警告は27日に続き2度目。31日付経済日報などが報じた。
T000175801

桃園国際空港に到着したダライ・ラマ14世。「(来台は)手伝いに来たのであって、乱しに来たのではない」と述べ、予定していた記者会見と講演会を中止した(30日=中央社)

 ダライ・ラマ訪台を受け、中国側は、さまざまな中台交流イベントへの出席キャンセルや変更を行って、抗議の姿勢を強めている。

 国台弁の王毅主任が、遼寧省丹東市で31日から行われる台湾企業誘致イベント「台湾週間」の開幕式への出席を取りやめたほか、台北市政府主催の聴覚障害者オリンピック(デフリンピック)について、9月5日の開幕式に参加する予定だった中国代表チームは、来台を6日に延期した。ただ、運営・準備委員会の盛治仁総執行長は、「(中国は)何らかの形で開会式に参加する」と語っている。