ニュース 金融 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017581
米保険大手AIGが進める台湾生保子会社、南山人寿保険の売却で、28日に第2段階の入札が締め切られ、4組の応札者のうち、香港のプリマス・フィナンシャル・ホールディングスが20億米ドルと最高額を提示したとの観測が出ている。29日付経済日報が報じた。
一方、台湾系金融機関の提示額は、▽富邦金融控股とカーライル・グループ、10億米ドル▽中国信託金融控股(中信金控)、14億米ドル▽国泰金融控股金、15億米ドル――だったとみられる。
AIG系友邦証券の李博能大中華・インド首席営運総裁は入札について、「詳細な検討に今後3~6カ月が必要で、最終的な落札者決定は早くても11月以降となる」と語った。
香港プリマスによる買収入札への参加は、南山人寿の謝仕栄董事長(香港出身)自らが呼び掛けたものとされるが、両社ともこれに関してはコメントを控えている。なお、AIG本部は謝董事長に政策決定権を委ねておらず、先ごろ開かれた、南山人寿の従業員に対する説明会にも、友邦証券の李大中華・インド首席営運総裁が派遣されている。
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