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毎年4行の中国進出認可、金管会が目標


ニュース 金融 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017582

毎年4行の中国進出認可、金管会が目標

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は30日、中台間の金融交流を促進するため、2010年から12年までの間に毎年4行に中国での支店や子会社の設立を認める方針を明らかにした。31日付経済日報が伝えた。

 陳冲主任委員は「行政院が施政目標の数値化を求めているので、ひとまず一定の数字を示した。4行認可の方針を中国側と合意したわけではない」と説明した。

 一部では現在中国進出の条件を満たす銀行が12行あり、金管会は3年かけて4行ずつ認可する前提で目標を定めたのではないかとの分析が聞かれる。金管会の張明道銀行局長は「4行というのは目標にすぎず、外的環境の変化によっていつでも調整し得る」と説明した。

 現在台湾の銀行7行が中国に代表事務所を設置しているが、ここから4行をどのように選ぶかについて、陳主任委員は言及を避けた。