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ペイオフ制度、上限300万元を検討


ニュース 金融 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017583

ペイオフ制度、上限300万元を検討

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)などは預金保険制度(ペイオフ)による預金保障額の上限を従来の150万台湾元から300万元(約848万円)に引き上げる案を軸に検討している。31日付工商時報が伝えた。

 現在、銀行預金をめぐっては、金融危機対策として、今年末まで預金を全額保護する時限措置が取られている。財政部などはこれを2010年末まで延長する方針を固めており、ペイオフの上限引き上げは、全額保障措置が打ち切られる2011年以降を想定したものだ。行政院での検討作業を経て、9月中にも正式に発表される見通しだ。

 全額保障の打ち切りに関しては、法人、個人など預金者種別や普通預金、定期預金など預金種別などに沿って段階的に進める案も選択肢となっている。