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航空大手2社、欧米貨物運賃を値上げ【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017584

航空大手2社、欧米貨物運賃を値上げ【表】

 
 中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバーエア)は、9月1日から欧米路線の航空貨物運賃を引き上げると顧客に通知した。米国路線は1キログラム当たり20元値上げし80~90台湾元(約230~250円)に、欧州路線は10元値上げし65~75元となり、両社は1カ月当たり3億~4億元の増収が見込まれる。航空フォワーダーの話を基に29日付工商時報が報じた。
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 中華航空の貨物運送部門によると、航空貨物量は金融危機の発生で、今年年初には従来の約半分まで落ち込んでいたが、7月には10%減、8月には5%減まで持ち直している。9月には通常水準まで回復し、ハイシーズンが12月中旬まで続く見通しだ。

 さらに、31日から始まった中台直航定期便では旅客機にも貨物の積載が認められているため、傘下の華信航空(マンダリン・エアラインズ)と合わせた週54便で、輸送能力が600~800トン拡大し、1カ月当たり5,000万元以上の増収が見込めるという。