ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

頂新集団、中国で徳克士が1千店達成【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017585

頂新集団、中国で徳克士が1千店達成【表】

 
 頂新集団が中国で展開するファストフード店「徳克士(ディコス)」の店舗数がこのほど1,000店に達した。29日付経済日報が伝えた。
 
T000175851

 
 徳克士は今年6月末に1,000店目の店舗を山東省にオープンした。8月末現在で30省・市・自治区の382都市に進出した。中国のファストフード市場における店舗数では、KFC2,600店、マクドナルド1,100店に続く規模で、既にマクドナルドを射程圏内にとらえた。

 徳克士は28日、天津で戦略説明会を開き、今年の売上高が30億人民元(約408億円)を超えるとの見通しを明らかにした。

 徳克士はKFCやマクドナルドが展開していない地方都市を中心に店舗網を拡大していたが、最近は大都市圏にも浸透を開始した。しかし、主な大型商業施設ではKFCやマクドナルドが進出済みで、契約に排他的条項があるため、同業の徳克士が進出できないケースもあるという。このため、北京では「康師傅」ブランドで牛肉麺を展開するなど、中国式ファストフードに業態転換し、対抗することも検討している。