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7月の不動産売買件数、過去14カ月で最高


ニュース 建設 作成日:2009年8月31日_記事番号:T00017587

7月の不動産売買件数、過去14カ月で最高

 
 内政部統計処の28日発表によると、台湾全土における7月の不動産売買による建物移転登記件数は、前月比1.21%増の4万492件となり、6月に続き4万件の大台を超える高水準で、過去14カ月間の最高を記録した。特に新竹市では前月比30.48%増、台北県で同14.81%増と目立った伸びを見せた。29日付工商時報が伝えた。

 新竹市の取引件数大幅増について、不動産仲介の台湾房屋によると、5月ごろから科学工業園区のIT(情報技術)企業で無給休暇取りやめが相次いだことが、市場の活性化につながったようだ。また、売り手が値下げを行ったことも成約件数増加を促進したという。

 台北市、桃園県、台中市、高雄市では、いずれも取引件数は小幅減となった。特に台北市では売り手が強気な交渉姿勢を取っているため、今年2月以降初めて減少(6%減)した。

 台湾房屋の彭培業主席総経理によると、8月の全土の取引件数は、20日から始まった「鬼月(縁起が悪いとされる旧暦7月)」や台風8号(アジア名・モーラコット)被害の影響で1~2割減となる見込みだ。