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作成日：2009年8月31日_記事番号：T00017599
ＤＲＡＭ４社、上半期は計555億元の赤字
力晶半導体（ＰＳＣ）、南亜科技、華亜科技（イノテラ・メモリーズ）、茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）のＤＲＡＭ大手４社の上半期財務報告が出そろい、４社合計の同期損失額は555億台湾元（約1,580億円）に上った。製品価格の生産コスト割れが長期間続く中、ＤＲＡＭ各社は依然現金流出を続けている。31日付経済日報などが報じた。
４社のうち上半期の純損失が最悪だったのは力晶の180億6,100万元で、減産による生産ライン稼働率の低下が単位当たりのコスト上昇を招き、第２四半期の損失額は前期の倍となる117億元に膨れ上がった。なお同社の帳簿上の現金は16億4,100万元。同社は「既に正常な生産量を回復しており、最近のＤＲＡＭ価格上昇を機に、経営状況好転のチャンスをつかみたい」とコメントしている。
力晶以外の３社の同期純損失は、▽南亜科、170億5,300万元（帳簿上の現金17億9,600万元）▽イノテラ、94億2,800万元（同50億2,400万元）▽プロモス、109億7,800万元（同３億4,400万元）──。
