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長栄海運、Q2損失が大幅縮小


ニュース 運輸 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017610

長栄海運、Q2損失が大幅縮小


 長栄航空(エバーグリーン・マリン)が31日発表した上半期の財務報告によると、損失額は約47億1,400万台湾元(約133億円)となったが、第2四半期の損失は19億7,500万元と、第1四半期の27億3,400万元から大幅に縮小した。赤字路線の整理や減便による燃油コスト減少などが損失縮小の主な要因だ。1日付工商時報が報じた。

 同社は現在、太平洋航路の貨物量が貨物全体の50%、売上高では38%を占め、欧州航路の貨物が18%、売上高の22%を占める。

 下半期は欧州航路の需要が引き続き高く、平均積載率は100%に近付いており、9月の運賃は今年3回目の値上げを行った。また、北米路線の積載率も95%に迫り、8月に続き、10月にも再度の値上げが予測されている。

 下半期は例年のハイシーズンに当たり、燃油コストが安定すれば業績は大きく好転すると予測される。