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アレキサンダー破綻、唐雅君氏に執行猶予判決


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017613

アレキサンダー破綻、唐雅君氏に執行猶予判決


 大手フィットネスクラブ亜力山大健康倶楽部(アレキサンダー)の経営破綻に絡み、元董事長の唐雅君被告らが損失拡大で経営継続が困難であることを知りながら、会員募集を続けたことが詐欺の罪に問われた裁判で、台北地裁は31日、被告が集めた会費を着服していなかったことなどを考慮し、唐雅君被告に懲役2年(執行猶予5年)、減刑処分金600万台湾元(約1,695万円)、元執行長(CEO)の唐心如被告に懲役1年10月(執行猶予4年)、減刑処分金300万元を言い渡した。1日付自由時報が伝えた。

 台北地裁は両被告が会社の経営状況を隠しつつ募集を続け、会員7,161人から3億元余りを詐取したことを認めたが、両被告は会費を私的に流用しておらず、経営難を隠したのもブランドイメージを守るためだったなどとして、求刑(いずれも5年6月)よりも大幅に軽い刑を言い渡した。

 台北地検は判決を見た上で、控訴するか決定したいとしている。