ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾高鉄、上半期損失が75%縮小


ニュース 運輸 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017619

台湾高鉄、上半期損失が75%縮小

 
 台湾高速鉄路(高鉄)は31日、上半期の財務報告書を発表。損失は27億台湾元(約76億2,000万円)で、前年同期の110億元から75%の大幅縮小となった。累積損失は資本金の約67%に相当する702億元となったが、同社は現在債務再編交渉を行っており、これが決着すれば黒字化に向けた前進が期待される。1日付経済日報が報じた。
 
 高鉄の損失縮小は、利用客の増加に加え、計3,738億元に上る第1期および第2期銀行団融資の金利が今年初めに平均2.6%に引き下げられたことや、減価償却費の算出方式が生産高比例法に見直されたことが主な要因だ。
 
 欧晋徳執行長(CEO)によると、上半期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は67億8,000万元で、前年同期比12%近く増加した。