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作成日：2009年9月1日_記事番号：T00017621
永豊餘のアート紙、今年２回目の値上げ
製紙最大手の永豊餘造紙は、パルプの国際相場上昇を受け、９月からアート紙で１トン当たり1,800台湾元（約5,090円）、平均６％以上の値上げに踏み切った。値上げ後の価格は、上質紙で１トン３万4,000元、コート紙は同３万3,000元。６月の５～10％値上げに続く、今年２回目の値上げだ。１日付工商時報が報じた。
永豊餘造紙によると、国際パルプ価格は第１四半期を谷底に３月から上昇に転じ、現在では長繊維が１トン当たり670～680米ドル、短繊維が同560～570米ドルまで上昇している。特に長繊維は３月以降100米ドル以上上昇しており、９月以降さらに40米ドル上昇し、年初来最高の700米ドルに達する可能性もある。
