ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

太陽電池のジンテック、上半期1株損失が業界最悪


ニュース その他製造 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017622

太陽電池のジンテック、上半期1株損失が業界最悪

 
 太陽電池大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)が31日発表した上半期の財務報告によると、税引前損失が15億800万台湾元(約42億6,000万円)、純損失は14億3,000万元、1株当たりの損失額は6.04元で、太陽電池関連の上場企業では最悪となった。同社は資本金の60%を失った計算となる。連結売上高は60億5,700万元だった。1日付電子時報が報じた。

 ジンテックは上半期、原料価格および製品価格がともに下落した環境的要因により、損失が市場の予測以上に膨らんだ。ただこれについて廖国栄同社総経理は、「スポット価格を基に最も厳格な方法で、在庫損失を今回まとめて計上したため」と説明。年内は受注見通しが立っており、第3四半期には黒字転換を果たすと語った。

 同社の年産能力は現在560メガワット(MW)に達しているが、10月にも新たな生産ラインが稼働するため、来年第1四半期には660MWまで拡大する見通しだ。