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東和鋼鉄のQ2純利益、前期比42%減【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017624

東和鋼鉄のQ2純利益、前期比42%減【図】

  
 鉄筋大手の東和鋼鉄企業は、H形鋼の需要不振から、第2四半期純利益が1億3,300万台湾元(約3億8,000万円)と前期比42%の大幅減に見舞われた。上半期純利益は3億6,200万元だった。1日付蘋果日報が報じた。
 
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 証券会社によると、東和鋼鉄の減益は、原料となるスクラップ鋼の価格上昇に加え、大手電子メーカーの工場拡張計画が景気低迷で延期され、H形鋼の需要が低迷していることが主因だ。同社の第2四半期の設備稼働率は50%にとどまったという。

 ただ、夏期の電力供給調整が終わる9月以降はH形鋼の出荷増が期待でき、下半期の業績は改善する見通しだ。東和鋼鉄は8月中旬、H形鋼のオファー価格を1トン当たり1,000元引き上げており、9月も引き続き値上げが見込まれる。また、台湾域内のスクラップ鋼価格が先週同200~300元引き下げられていることから、コスト低減も見込める。