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中小型パネル各社、上半期は軒並み赤字


ニュース 電子 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017628

中小型パネル各社、上半期は軒並み赤字

 
 中小型液晶パネルメーカーは上半期、世界的な景気低迷とオフシーズンの影響で、軒並み赤字となった。各社の上半期連結純損失は、▽凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)、6億100万台湾元(約17億円)▽勝華科技(ウィンテック)、18億7,400万元▽元太科技工業(PVI)、19億500万元▽統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)、19億8,300万元──。1日付電子時報が報じた。

 ただ、景気は第2四半期から上向いており、ハイシーズンの第3四半期に入り、各社の業績は正常な水準まで回復してきている。

 凌巨は月間売上高が12億~13億元と既に例年のハイシーズンレベルまで回復。下半期は携帯電話ブランドメーカーからの受注が期待でき、通年で黒字となりそうだ。

 PVIも下半期、電子ブックリーダー向け受注が前期の2~3倍となる見通しで、通年で黒字転換が見込める。ウィンテックと統宝は下半期、赤字額を上半期より抑制できそうだ。