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液晶パネル5社、上半期赤字は883億元


ニュース 電子 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017629

液晶パネル5社、上半期赤字は883億元


 友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の液晶パネル大手5社の上半期財務報告が出そろい、各社とも同期は赤字となった上、合計損失額が過去最悪の883億1,200万台湾元(約2,500億円)に上ったことが明らかとなった。ただ、市場では最悪の時期は過ぎたとの見方が強く、AUO、奇美電、群創、ハンスターは第3四半期に黒字転換を果たすとみられる。1日付電子時報が報じた。

 5社のうち上半期損失額が最大だったのは奇美電の288億2,900万元で、AUOおよび中華映管も200億元を超える赤字となった。しかし奇美電とAUOの損失は第1四半期分が約200億元を占めており、第2四半期は大幅な改善がみられた。

 電子時報の予測によると、例年のハイシーズンに当たる第3四半期は、大型パネルの出荷量が前期比15~20%増加し、平均単価も10~15%上昇するとみられ、特にAUOは100億元以上の黒字も可能とみられる。