ニュース 電子 作成日:2009年9月1日_記事番号:T00017632
中国の携帯電話キャリア大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)は、台湾のIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)と中国に合弁会社を設立し、中国独自の第3世代(3G)携帯電話規格「TD-SCDMA方式」向けの部品開発を進める見通しだ。メディアテックは今後、中国移動の携帯電話向けチップを大量受注することになりそうだ。1日付経済日報が伝えた。
メディアテックはこれまで、中国で「山寨機」と呼ばれるノーブランド携帯向けの部品でシェアを拡大したが、今後は中国移動との提携で、さらに市場での影響力を強めることが確実視される。
消息筋によれば、中国移動は王建宙総裁が先週訪台した際に、合弁会社設立を提案したもようだ。合弁会社には中国移動が70%以上を出資する見通しだ。
外資系証券会社の予測では、メディアテックの8月の売上高は過去最高の110億台湾元(約310億円)に達し、出荷量は世界最大手のクアルコムに迫る勢いだ。中国移動との提携が実現すれば、一気にクアルコムを抜き去る可能性が高い。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722