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呉淑珍被告ら5人、偽証罪で有罪判決


ニュース 社会 作成日:2009年9月2日_記事番号:T00017639

呉淑珍被告ら5人、偽証罪で有罪判決

 
 陳水扁前総統がマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴された事件に関連し、夫人の呉淑珍被告ら5人が偽証罪に問われた裁判で、台北地裁は1日、被告全員に有罪判決を言い渡した。2日付蘋果日報が伝えた。

 台北地裁は被告のうち、陳前総統一家4人について、「良好な教育を受けながら、偽証によって司法の正義を妨害した。再犯の恐れもある」などとして、呉淑珍被告に偽証教唆罪で懲役2年、長男の陳致中、長女の陳幸妤、娘婿の趙建銘の各被告に偽証罪でそれぞれ懲役1年を言い渡した。ただ、2007年4月以前の犯罪に対する量刑を減刑する「罪犯減刑条例」に基づき、刑期は半分に短縮された。

 一方、同時に起訴された台北101ビル前董事長の陳敏薫被告は、贈賄事件に関する偽証を否認し続けたとして、懲役1年6月の判決を受けた。

 担当弁護士によると、呉被告は「失望している。起訴事実をすべて認めたにもかかわらず、裁判官は子どもたちになぜ機会を与えてくれないのか」と話していたという。