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中台直航定期便、早くも減便相次ぐ


ニュース 運輸 作成日:2009年9月2日_記事番号:T00017647

中台直航定期便、早くも減便相次ぐ

 
 8月31日に正式就航したばかりの中台直航定期便は、 新型インフルエンザ(H1N1型) などの影響で新規路線を中心に座席予約状況が予想を下回り、航空各社は早くも就航2日目にして、減便や一時運休、計画中の新路線の就航延期などを決定した。2日付聯合報が報じた。

 長栄航空(エバー航空)は寧波線を週5便から3便に削減、6日から週4便のアモイ線を一時運休する。武漢線、重慶線は開設時期を9月末から年末に延期する。

 中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズ)は10月28日まで、海口(海南省)線を運休し、代わりに深圳線を週2便から3便に1便増やす。

 直航定期便は週270便の就航が認可されている。交通部民用航空局(民航局)によると、第1週目の就航便数は253便で、長栄航空(エバー航空)4便、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)5便、中国の航空会社8便の計17便が割当枠の利用を見送った。また、就航初日の搭乗率は60%となった。

 こうした状況のため、旅行会社は航空会社から割安で航空券を調達することが可能となるとみられる。1日には富邦銀行と中華航空(チャイナエアライン)、燦星旅行社(スタートラベル)との提携で、9月末までアモイへの往復運賃を従来の6,100台湾元から4,500元(約1万2,700円)に割引するキャンペーンが始まった。2泊3日のプランでも1人7,700元だ。