統一超商（プレジデント・チェーンストア）とダスキンの合弁による美仕唐納滋（上海）食品は１日、上海のターミナル駅である上海南駅にミスタードーナツの上海６号店をオープンさせた。同社は年内に10店舗、2013年には66店舗まで拡大し、黒字転換を目指す計画だ。２日付工商時報などが伝えた。
上海南駅店には、統一超商系列のアイスクリーム店、コールドストーンも同時出店し、リソースの有効利用と相乗効果を狙う。また、来年５月開幕の上海万博の飲食エリアに、同じく系列のアフタヌーンティーおよびスターバックスと同時出店することが決まっている。
美仕唐納滋（上海）は昨年末、ダスキンの100％子会社から、統一超商との折半出資の合弁会社となった。統一超商の出資は、450億人民元（約6,100億円）を超える上海外食産業市場を好感したもので、今後積極的に上海市場の開拓を進める考えだ。
