ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

8月の新車販売好調、「鬼月」に残業体制も【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年9月2日_記事番号:T00017657

8月の新車販売好調、「鬼月」に残業体制も【図】

 
 交通部数拠所の統計によると、8月の新車登録台数は前月比19.1%減ながらも、前年同月比では143.7%増の大幅成長の2万3,303台と、市場予測を大きく上回る結果となった。1~8月累計は17万2,126台で、前年同期比4.1%増となった。2日付工商時報などが報じた。
 
T000176571

 
 8月新車販売の好調は、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月20日~9月18日)前の駆け込み購入に加え、台風8号(アジア名・モーラコット)被害の大きかった雲嘉南エリア(雲林県、嘉義県市、台南県市)で買い替えが進んだことも貢献したようだ。土石流で泥にまみれた車の洗車には10万~20万台湾元(約28万~56万円)の費用がかかることもあり、同エリアでの「鬼月」の買い替えの割合は全体の26%と、昨年の18%を上回っている。

 業界では好調が今後も続き、9月も2万台以上の販売になると見込んでおり、中華汽車工業やトヨタ車製造の国瑞汽車が平日0.5~2時間の残業を行うなど、これまでになく生産に忙しい「鬼月」シーズンとなっている。