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新型インフルの入院患者、100人突破


ニュース 社会 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017670

新型インフルの入院患者、100人突破

 
 行政院衛生署疾病管制局によると、新型インフルエンザ(H1N1型)の入院患者が3日新たに9人増え、累計で104人となった。既に半数以上の54人が退院している。中央社などが3日報じた。

 入院患者は25歳から49歳までの青壮年層が最も多く、次いで6歳以下の幼児、7歳から12歳までの児童となっており、これらで全体の4分の3を占める。

 疾病管制局の統計によると、現在台湾全土で毎週2万人が新型インフルの感染疑いで医療機関を訪れている。郭旭崧同局局長は2日、「既に大流行期に入っており抑え込む手段はない」と率直な認識を示した。

 2日は台湾大学の学生寮で新型インフルの疑い例が見つかって、大学側が学生寮の隔離措置および消毒作業を行ったことも明らかになった。大学・専科学校は9月中旬に新学期を控えており、集団感染を防止するため、多くの学校が強制的な体温測定や、簡易体温測定所の設置などの措置を計画している。