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陳前総統、パラオ訪問時に14億元持ち出しか


ニュース 政治 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017671

陳前総統、パラオ訪問時に14億元持ち出しか

 
 陳水扁前総統によるマネーロンダリング(資金洗浄)事件の一審判決を目前に控え、2日発売の有力週刊誌「壱週刊」は、陳前総統が在任中の2006年にパラオを訪問した際、14億台湾元(約39億円)をマネーロンダリング目的で持ち出していたと報じた。

 これに先立ち、中国時報は陳前総統のパラオ訪問時に総統専用機で現金1億7,000万元を持ち出し、現地銀行に預金したと伝えている。壱週刊の報道が事実とすれば、持ち出された資金額は当初報道の8倍に上ることになる。

 壱週刊は匿名の華僑情報筋の話として、陳前総統のパラオ訪問当時、現地銀行に4,000万米ドルの現金が預けられ、その後何回かに分けて米国に運ばれたとの情報を伝えた。

 報道について検察当局は、「そのような情報は受け取っていない」としつつ、各界からの情報提供を歓迎する姿勢を示した。