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上半期の対中貿易、157億ドルの黒字【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017674

上半期の対中貿易、157億ドルの黒字【図】

 
 経済部国際貿易局(国貿局)が2日発表した中台貿易統計によると、上半期の対中輸出総額は前年同期比35.9%減の260億米ドル、輸入総額は同36.8%減の102億3,000万米ドルとなり、157億8,000万米ドルの黒字となった。なお6月の同輸出総額は52億5,000万米ドルとなり、過去8カ月の最高を記録した。3日付工商時報が報じた。
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 国貿局によると、台湾の対中輸出額は昨年11月に50億米ドルを割り込み、その後3カ月間は40億米ドルをも下回った。しかし、最近世界経済の景気回復を受けて電子製品で需要の高まりが見られ、6月の50億米ドルの大台回復につながった。

 また対中輸出額の前年同月比成長率は6月、29.2%減と依然マイナスとなったが、マイナス幅は春節(旧正月)の季節的要因を除けば過去7カ月間で最小となった。

 なお6月は、中国からの輸入額も20億米ドルの大台を回復し、単月の今年最高を記録した。特に貴金属で206.7%の大幅な増加を見せた。