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太平洋建設の債務訴訟、遠東に4千万ドルの支払い命令


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017679

太平洋建設の債務訴訟、遠東に4千万ドルの支払い命令

 
 遠東集団傘下の太平洋中国控股が、太平洋建設集団の太平洋控股に対する債務を支払わなかったとして提訴されていた裁判で24日、国際商業会議所(ICC)の国際仲裁裁判所(パリ)は、太平洋中国控股に対し、元本と金利合わせて4,000万米ドルの支払いを命じる判決を下した。3日付蘋果日報が伝えた。

 太平洋そごうの羅仕清副総経理はこの判断に対し、「太平洋中国控股と太平洋控股はもともと(2001年の融資契約当時)、ともに太平洋集団の章家が100%出資する企業であり、債権・債務関係は発生し得ない」と不満を表明した。当面は4,000万米ドルの支払いを行わない構えで、弁護士を通じて対応するとしている。

 太平洋そごうの経営権は02年に太平洋集団から遠東集団に移管されているが、遠東集団は「そごうの経営には関係ない」とコメントしている。