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デフリンピック効果、ホテル宿泊率が向上


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017680

デフリンピック効果、ホテル宿泊率が向上

 
 台北市で5~15日、聴覚障害者オリンピック(デフリンピック)が開催されることから、選手団を受け入れる指定ホテルは、宿泊率上昇による大幅な増収が見込まれている。3日付蘋果日報が報じた。

 台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)は、今回のデフリンピックで最大規模のロシア選手団を受け入れる。計140室で15泊した場合、ホテル内での飲食料金を加えると、1,000万台湾元(約2,800万円)を売り上げる計算だ。同ホテルは、選手団は食事制限が厳しく、3食すべてホテル内のレストランを利用するため、飲食事業の業績は5~10%成長が見込めるとしている。

 六福皇宮飯店(ザ・ウェスティン・タイペイ)は中国選手団を、六福客桟(レオフー・ホテル)は7カ国の選手団を受け入れ、デフリンピック開催期間中の宿泊は1,000室以上に上る。六福皇宮飯店は、9月は会議を目的とする団体も多く宿泊するため、月間の客室稼働率は90%を超える見通しだ。

 国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)は同期間中、1日平均100室以上の宿泊予約が入っているという。