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シリコンウエハーの中美晶、3事業の生産ラインがフル稼働【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017682

シリコンウエハーの中美晶、3事業の生産ラインがフル稼働【表】

 
 シリコンウエハーの中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)は、▽太陽電池用シリコンウエハー▽半導体用シリコンウエハー▽LED用サファイア基板――の主要3事業すべてで生産ラインがフル稼働となっている。同社は台湾の太陽電池関連メーカーで唯一上半期黒字を達成、8月連結売上高は過去最高に迫る10億台湾元(約28億円)となる見込みで、第3四半期も黒字が有望視されている。3日付経済日報が伝えた。
 
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 徐秀蘭総経理によると、同社の太陽電池事業は6月が底で、7月からは需要が戻り価格も反発、現在では平均販売価格が約5%上昇した。8月は受注が生産能力を20%上回る好調で、10月までフル稼働の見通しが立っている。

 半導体事業では昨年買収した半導体エピタキシャルウエハーの米グロービテック、および中国江蘇省の昆山工場の出荷量が8月、それぞれ8インチウエハー換算で12万8,000枚、5インチウエハー換算で20万枚の過去最高を記録した。4割を占めるカーエレクトロニクス向けが特に好調だという。

 LED事業では、2インチウエハー換算で年末までに月産6万枚となる生産ラインがフル稼働だ。来年第1四半期に4インチ規格の生産ラインが量産を開始すれば、月産能力は計10万枚まで拡大する。