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遠雄の台北ドーム建設計画、10月にも協調融資契約


ニュース 建設 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017683

遠雄の台北ドーム建設計画、10月にも協調融資契約

 
 遠雄企業集団(ファーグローリー)がBOT(建設・運営・譲渡)方式で開発権を獲得した台北ドーム建設計画(台北市松山たばこ工場跡)について、開発資金250億台湾元(約700億円)のうち、160億元のシンジケートローン(協調融資)契約が10月にも締結される見通しとなった。3日付経済日報が伝えた。
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台北ドーム建設予定地。忠孝東路をはさんで国父紀念館と向かい合う(3日=YSN)
 
 ローンの幹事行は兆豊国際商業銀行で、参加銀行は10行以上となるもようだ。期間が15年と長期に渡るため、利率は行政院経済建設委員会(経建会)の中長期利率1.29%より高めの設定が見込まれているが、3%以下となる見通しだ。また、比較的リスクの高い着工後4年間は、遠雄の自己資金比率を4割以上に維持するよう求めているという。

 兆豊銀による融資説明会は1年以上前に開かれていたが、台北市政府の作業の遅れにより融資手続きは一時中断。今年3月になってようやく土地が遠雄に引き渡され、手続き再開となった。