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台プラ集団トップ、シノペックを訪問へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017684

台プラ集団トップ、シノペックを訪問へ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁はグループ主要4企業の総経理らを率い、9日から3日間にわたり中国を訪問し、中国石油化工(シノペック)幹部と会談する予定だ。3日付経済日報が伝えた。

 王総裁は同紙のインタビューに対し、今回の訪問を「経営管理を学ぶ旅」と位置づけ、「シノペック側はかつて台プラに経営管理を学びに来たことがあるが、相手側にも学ぶべきところはある」と目的を説明した。その上で、「訪問は純粋にシノペックに学ぶことが目的だが、双方による協力機会は排除しない」と述べた。

 中国政府は台プラグループが浙江省寧波市で計画している大型エチレンプラントを認可済みだが、台プラ側が独資による投資計画を堅持しているため前進していない。このため、王総裁の訪中でシノペックとの協力もあり得るとの観測が高まっている。