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TSMCとUMC、Q4受注に縮小見通し


ニュース 電子 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017692

TSMCとUMC、Q4受注に縮小見通し

 
 ファウンドリー2強の台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)が、携帯電話用チップ顧客の聯発科技(メディアテック)やクアルコム、FPGAチップのザイリンクス、アルテラなどから第4四半期の発注を減らされているとの観測が出ている。3日付電子時報が報じた。

 携帯チップ顧客では、メディアテックが既に第4四半期の発注量を前期比で削減することを決めているほか、クアルコムも当初予定の10~15%減となる見通し。クアルコムのCDMA携帯用チップの主要顧客、サムスン電子による在庫調整戦略が、川上ファウンドリー業界にも影響しているもようだ。

 FPGAチップ顧客からの受注量も、ザイリンクスで10~15%減、アルテラで25~30%減となりそうだ。

 また、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)など液晶ディスプレイ(TFT-LCD)用ドライバICメーカーもファウンドリーへの追加発注を停止しており、第4四半期の末端市場が低調となる懸念が出ている。