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旭硝子の嘉義工場計画、今週中に経済部と協議か


ニュース 電子 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017693

旭硝子の嘉義工場計画、今週中に経済部と協議か

 
 3日付経済日報によると、旭硝子の経営陣が今週にも経済部を訪問し、嘉義県馬稠後工業園区での工場新設計画で、投資条件などについて協議を行うもようだ。工場建設が実現すれば、液晶パネル業界のガラス基板不足問題の解消、および奇美電子(CMO)や友達光電(AUO)のコスト低減が期待される。
  
 旭硝子の工場建設予定地は、嘉義県政府が開発を進める馬稠後工業園区第1期用地(86ヘクタール)のうちの40ヘクタール。投資額は100億台湾元(約280億円)程度とみられ、昨年の金融危機発生以来、台湾で最大規模の投資となる見込みだ。

 液晶パネル業界では、中国の内需拡大政策「家電下郷」などで今年第2四半期から景気が回復しているが、不景気の際に減産に入ったガラス基板の供給不足が深刻で、第3四半期はハイシーズンながら各メーカーの稼働率は8~9割にとどまっている。