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AUOの11世代工場、「10年末に着工」=中科管理局


ニュース 電子 作成日:2009年9月3日_記事番号:T00017694

AUOの11世代工場、「10年末に着工」=中科管理局

 
 友達光電(AUO)の第11世代工場は、予定地の中部科学工業園区(中科)二林園区(彰化県)が環境影響評価をクリアできず着工が遅れているため、建設スケジュールに影響が出るという見方が強まっている。こうした中、中科管理局の楊文科局長は2日、「環境影響評価の審査に何としても合格し、AUOの11世代工場が2010年末に着工できるようにする」と強調した。3日付電子時報が報じた。

 中科二林園区の主要投資企業となるAUOは、4,000億台湾元(約1兆1,200億元)を投じて10世代以上の工場4基を建設する計画で、関連サプライヤーも進出を予定しており、同園区は台湾における次世代液晶パネルの一大拠点となる見込みだ。

 同園区にはAUOのほか、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)など6~7社が進出を計画しており、中科管理局は、同園区全体の開発が完了すれば、投資額は1兆2,000億元、進出企業の年間売上高合計は9,200億元となり、3万件の就業機会を創出すると見込んでいる。