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台中大都会広場BOT、2社の争いに


ニュース 建設 作成日:2009年9月4日_記事番号:T00017704

台中大都会広場BOT、2社の争いに

 
 台中市政府がBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設するコンベンション施設「台中大都会地標広場」(旧名・台中国際会展中心)の公開競争入札が3日までに締め切られ、台湾土地開発(台開)と徳昌営造の2社が応札した。落札者は10月末までに決まる。4日付経済日報が伝えた。

 同施設は当初、郷林建設が事業権を取得していたが、工事遅延から台中市政府が契約を解除した経緯がある。建設地は市郊外の台中港路沿いにある副都心計画区「七期新市政中心」に位置しており、総面積は3ヘクタール。国際コンベンション施設を主体に飲食店、ホテル、商業施設などが建設され、建築面積は7万5,000平方メートル以上、投資額は50億台湾元以上(約141億円)に達するとみられる。

 入札書類は17社が受け取ったが、最終的に応札したのは2社だけだった。市政府は郷林建設から国家賠償訴訟を起こされており、各社はトラブルを避けるため、応札を見送ったもようだ。