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台南企業と聚陽、Q4業績好調見通し


ニュース その他製造 作成日:2009年9月4日_記事番号:T00017705

台南企業と聚陽、Q4業績好調見通し

 
 アパレル大手の台南企業と聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、受注の回復基調から、ハイシーズンの第4四半期、好調な業績が期待できそうだ。4日付経済日報が伝えた。

 台南企業は上半期、中国・青島工場の閉鎖や台湾向けブランド事業からの撤退などで、投資損失と業務外支出の合計が約1億台湾元(約2億8,000万円)に上った。ただ、第3四半期までに損失計上を終えた上、2大顧客からの受注が徐々に回復、中国で展開する自社ブランド「TONY WEAR」などの業績貢献も見込めるため、第4四半期の利益は正常な水準まで回復すると予測している。

 聚陽は昨年下半期以来、生産拠点の調整や台湾向けブランド廃止などのコスト低減に努めた結果、今年上半期の粗利益率は前年同期比で4ポイント上昇した。さらに、下半期に入って出荷量が急増しており、第4四半期は前年同期比46%増の200万ダースに達する見込みだ。通年では、年初予測の600万ダースから大きく上積みし、前年比6%増の720万ダースを目指す。