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ソニー、デジカメシェアの拡大目指す


ニュース 家電 作成日:2009年9月4日_記事番号:T00017711

ソニー、デジカメシェアの拡大目指す

 
 台湾新力国際(ソニー台湾)コンシューマ型電子製品販売本部の大槻裕三総経理は4日、台湾デジタルカメラ市場での販売シェアを、金額ベースで前年比4ポイント上昇の38%に、台数ベースで3ポイント上昇の31%(26万台)に成長させ、首位の座をより強固にすると宣言した。4日付工商時報が伝えた。
 
T000177111

TX1はピンクやゴールドなど5色を取りそろえる。参考価格は1万2,980元(ソニー台湾提供)
 
 同社は3日、コンパクトデジカメ「サイバーショット」シリーズの新製品「TX1」「WX1」の2機種を発表した。ともに世界初の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」と画像処理エンジン「Bionz」を搭載し、従来の2倍の高光感度を実現している。TX1は最薄部がわずか14.1ミリだ。

 世界デジカメ市場で今年シェア21%(2位)を目指すソニーは、台湾ではトップの座を確保しており、サムスン電子などが追い上げを見せる中でも、大槻裕三総経は「消費者の利益を第一に自社の強みを生かせば、問題はない」と自信をうかがわせた。

 大槻総経理は、今年から来年にかけ、3年ぶりに大規模な買い替え需要の波が訪れるとみており、台湾のデジカメ市場規模については今年84万台(前年比2.44%増)、来年92万台(同9.52%増)と予測した。